アレフベート♬6⃣【ח】「ヘット」と【ט】「テット」
みなさん~🎶【שָׁלוֹם】❣
もう覚えていただけましたか?「シャローム」
正確には【שָׁ】「シン」に「カマツ」(ニクダー)が付いていますので、
「シャーローム」となります。
ちなみに、ギリシャ語の挨拶は「エイレーネー」です。
ヨハネの福音書20章21節に使われています。
「平安があなたがたにあるように」( エイレーネー・ヒュミーン )。
これも「こんにちは」や「こんばんは」という挨拶です。
しかし、ヘブル語のシャロームの本来の意味は単に、
争いのない、平和な状態を表わすだけでなく、
力と生命に溢れた動的な状態をいうのです。
このように8つの意味があります。
(1)平和 ( 対国、対神、対人 )
(2)平安 ( 個人的 )
(3)繁栄 ( 商業的 )
(4)健康 ( 肉体的、精神的 )
(5)充足 ( 生命的 )
(6)知恵 ( 学問的 )
(7)救い ( 宗教的 ) 暗闇から愛の支配へ
(8)勝利 ( 究極的 ) 罪と世に対する勝利
日本人は別れるときの挨拶として、
「それでは失礼いたします」と言いますが、
ユダヤ人は「シャローム」( 豊かで溢れるほどの祝福があるように )
と言うのです。
とても愛の溢れる挨拶だと思いませんか✨
~~~~~~~~~~~~~~~~
それでは今日もアレフベートを学んでいきましょう。
ここで、
これまでのアレフベートの復習をします。
【א】「アレフ」《1》【אַלֶף】
【ב】「ベート」《2》【בֵּית】
【ג】「ギメル」《3》【גִּימֶל】
【ד】「ダレット」《4》【דָּלֶת】
【ה】「へー」《5》【הֵא】
【ו】「ヴァヴ」《6》【וַאו】
【ז】「ザイン」《7》【זַיִן】
数字の横にあるは、一文字の発音表記を
ヘブル語で書くと👆のようになります🎶
(右から読みね!)
ようやく7文字終わり、
やっと8文字目です!!(笑)🎊✨
サッサといきましょう(o^―^o)
【ח】「ヘット」《8》
【חֵית】
5文字目の【ה】「ヘー」によく似ています。
見分け方は、左側があいているかくっついているか、です。
「ヘー」の学びの時に書き方を気を付けましょう、と
お伝えしましたね。
実はもう一つ気を付けるべき文字があります。
【ת】「タヴ」です。これは最後の文字です。
タブは左下が左に折れます。
この3文字を区別するときは「左側」に注意してみましょう。
しっかり区別できるように書いてみてください。
ではそろそろ恒例の。。。。
《数字》…8
《語源》…柵、もしくは、はしごの形。
《意味》…生活。歩み。
(生活そのものが霊的なものの反映)
ヴァヴ【ו】とザイン【ז】を
軛(くびき)で結んだ形で形成。
肉に属するものが下から出ていく。
「8」は新しい始まり、永遠の命を表す。
ちょっと呟き。。。
以前、ある姉妹が「8はイエス様を表す数字なのよ」
と言われていたのを思い出しました。
《意味》の中の「8は新しい始まり、永遠の命」を考えると
もしかするとイエス様を表すのでしょうか...
∞の記号にも似ています💕
「わたしはアルファであり、オメガである」~~
これは調べ切れていないのであくまでも私の推測ですが💦
発音は、
「ハ・ヒ・フ・ヘ・ホ」ですが、
「h」ではなく、カーッ!の「kh」の発音です(笑)
ぜひ実際に声に出して練習してみてください。
意外と上手にできると思います(^O^)
ニクダー(母音記号)を付けてみましょう。
まずは長母音から。。。
【חָ】「ハー」母音名☞「カマツ」
【חִי】「ヒー」「ヒリック・マーレー」
【חוּ】「フー」「シュルク」
【חֵי】「ヘー」「ツェ―レー・マーレー」
【חוֹ】「ホー」「ホラム・マーレー」
長音のエにはユッドを抜き、ツェ―レーだけの場合も、
そしてオにはヴァヴを抜き、上に置く「ホラム・ハセル」もあります。
短音では。。。
【חַ】「ハ」「パタフ」(短音)
【חֲ】「ハタフ・パタフ」(最短)
【חִ】「ヒ」「ヒリック」
【חֻ】「フ」「クブツ」
【חֶ】「ヘ」「セゴール」(短音)
【חֱ】「ハタフ・セゴール」(最短)
【חָ】「ホ」「カマツ・カタン」(短音)
【חֳ】「ハタフ・カマツ」(最短)
ニクダーには【י】「ユッド」と【ו】「ヴァヴ」を
母音記号として使います。
単語を読む時は子音なのか、母音なのかも
気を付けて読みましょう。
ちょっと、慣れるまではよく分からないと思いますが、
大丈夫です(^_^)/
母音記号表などを見ながら確認して読んでください。
【ח】
【חֵית】「ヘット」
でした(o^―^o)
そしてもう一個。
【ט】「テット」【טֵית】☜「テット」と読みます。
これも書くのには難しそうですが、
ひと筆書きで大丈夫です!
右側からコップのように左上まで持っていって、
おしまいです(^▽^)/
右上は内側に折ってくださいね。
《数字》…9
《語源》…原カナン文字もなく、
よくわからない。。。
《意味》…知恵(あらゆる経験、知識、
力が抜けた後に与えられる知恵)
【ח】ヘットを逆さにした形。
ヘビ。【נָחָשׁ】
因みにヘビは。。。「ナーハーシュ」と読みます。
(創世記3章に1.2.4.13.14)5カ所にあります。
そして真ん中にありますよ。。。w
「ヘット」が。。。ww
失礼、ヘットに戻ってしまいました💦
テットが入った言葉として。。。
【טוֹב】「トーヴ」⇒良い。
「元気です」と挨拶返しにも使います♬
発音は
「タ・ティ・トゥ・テ・ト」
「T」の発音です。
【טָ】「ター」「カマツ」
【טִי】「ティー」「ヒリック・マーレ―」
【טוּ】「トゥー」「シュルク」
【טֵ】「テー」「ツェ―レー」
【טוֹ】「トー」「ホラム・マーレー」
長母音の発音でした。
短母音発音は👆の【ח】「ヘット」を
置き換えてみてくださいね。
〈途中だけど、あとがき( ^ω^)・・・〉
最初の一文字ずつの学びは、退屈かもしれません💦
でもでも、とっても大切な基本です。
なので、意識的にゆっくり、じっくりと進んでいます。
多少の知識のある方には物足りないかも知れません。
ただ、このブログは
ヘブル語が全く初めての方にもわかるように
寄り添って書いていきたい、
そう思って開設しました。
どうか、ご了承くださいますようにお願い致しますm(__)m
さて!次回は【י】「ユッド」、
そして
【כ】「ハフ」
【כּ】「カフ」
【ךְ】「カフソフィート」「語末形」
です!
楽しくヘブル語を学べますように~🎶