ヘブル語からキリストを証しする

ヘブル語で聖書を学ぶ大切さ、素晴らしさ、楽しさが伝わりますように💝

聖書をどう読むか...について

みなさん、こんにちは。f:id:minikoron:20170922135530j:plain


初めから見たい方は👇からどうぞ💕
「ヘブル語から聖書を読む」ことに 召された理由... - ヘブル語からキリストを証しする


アレフからは。。。👇です♬
ヘブル語の文字と読み方💕1⃣【א】 「アレフ」 - ヘブル語からキリストを証しする


今日は少し聖書の読み方(姿勢)についてお話しようと思います。
姿勢と書きましたが、背筋を伸ばして…とかではない心の姿勢のことですwww(^_^;)

わたしたちが聖書を読む時、
意識していなくても必然的に聖書を解釈しています。

原語以外の聖書は翻訳されたものですね。
翻訳された聖書を学ぶ時、
すでに誰か(人)によって解釈されたものを使っている、
ということを
意識して読むべきかと思います。

そこで、何点か注意点を書いてみたいと思います。


1、聖書は神の言葉であり、神の言葉として取り扱うべきです。

2、聖書は非常に古い文章であり、非常に古い文章として取り扱うべきです。

3、聖書はユダヤの文章であり、ユダヤの文章として取り扱うべきです。

4、聖書には異なった種類の文献を含んでいます。
 各ジャンルは適切な言語学的手法を用いて識別し取り扱うべきです。

5、聖書は歴史的現実を反映しており、その文脈内で理解する必要があります。
6、聖書は神の言葉として、神の御心を伝えるものです。
 聖書解釈学の原則を注意深く用いるだけではなく、
 聖書の霊的側面にも注意が必要です。
 聖書は一連の単語、文章、章以上のものです。
 聖書は文献以上のものであります。

7、神の言葉を十分に理解し、
 その御言葉の精神(スピリット)を識別するためには、
 聖書解釈学を適切に用いるだけではなく、
 聖霊の導きに頼ることが必要です。



聖書は確かに神様の言葉です。
神様が、書く人を聖霊で導き、書かせたものですね。

そのことを理解し、私たちもまた、霊的な導きに信頼して読み、
そして、いかに神の言語『ヘブル語』という『原語』が
大切で重要なのかを思わされるのです。



日本人である私たちは、日本語しか正しく理解できませんが、
イスラエルの神を理解する』には、
誤訳の多い日本語聖書だけではなく、
ヘブル語を少しでも学び、
ヘブル語から理解することも必要なのです。
(新約聖書においてはギリシャ原語ですが、
ある点で注意も必要です。)


ユダヤ人のための聖書は、基本的にはヘブル語なのです。。。
イスラエルのために祈ることや、
ユダヤ人に物質的な援助をすることが御言葉にありますが、これらに忠実に従うように同時にへブル語を知り、そこから聖書の言いたいことを、理解できますことを続けて祈っていきます。



私たちが聖書を読む時、自分に引き寄せず
自分が「神に近付いて」、『神様の視点』で聖書を読む、という時に、
ヘブル語からの理解が必要不可欠になってくるのだと思います。


へブル語聖書のある場面では、単数形で書かれている単語が、ほかの場面では複数形で表されている時にも、日本語の聖書には、同じ言葉で書かれているのです。
単数形か、複数形なのかでも、また意味合いが変わってくるので、その場面での表情が立体的な浮き彫りになってきます。
そのような表情を豊かに知ることができるのも、素晴らしい点だと思います。


是非これを読まれた方は“よく分からない、難しい、必要ない”、
などと思わずに、
ヘブル語に近付いて神様視点を更に深めてみましょう。

誰でも生まれてきた時は、言葉には『無垢』でした。

そこに戻った気持ちで、ヘブル語をどうか、
真摯に受け止め、柔らかい頭で理解できたら、と
切に願います。


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ヨハネ福音書1章1節
「初めに、ことばがあった。

 
 ことばは神とともにあった。

 ことばは神であった。」

    .בְּרֵאשִׁית הָיָה הַדָּבָר
ベレーシート ハーヤー ハッダーヴァール

       וְהַדָּבָר הָיָה עִם
ヴェハッダーヴァール ハーヤー イム 

        הָאֱלֹהִים
    ハーエローヒーム

     :וֵאלֹהִים הָיָה הַדָּבָר
ヴェエローヒーム ハーヤー ハッダーヴァール。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
―聖書の言葉は神です―



語彙の意味を書き出してみましょう。ヘブル語は右から読みます。〕
べレーシート。
   בְּרֵאשִׁית =初めに。
ハーヤー。
   הָיָה =ある。なる。起こる。
ハッダーヴァール。
   הַדָּבָר =ことば。こと。記録。
イム。
   עִם =一緒に。…と共に。ほかに。
エローヒーム。
   אֱלֹהִים =(まことの)神。
   ☝エローヒーム複数形です。
何故ならこの語彙は、
父、子、聖霊の三位一体の神を表すからです✨

*参照聖句:ヨハネ福音書14章16∼17、23節。
*単語の始めに付くヘーה〉は、冠詞です。

ヘレニズム的思考と、ヘブライズム的思考の違いを
比べましょう。

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*補足...
特徴としては表のような面がありますが、
すべてがそうではありません。


たとえば、
ヘブル的概念を、ユダヤ人である著者(マタイやパウロヨハネ)は
それをどのようなギリシア語で訳すべきかを『神』から示されたはずです。
よって、相補的に考える必要があります。
ヘブル語に戻すことで、より概念がはっきりする場合もあれば、
ギリシア語の方がむしろ明確である場合もあります。
その例として、
「…と共に」と訳されているヘブル語は「イム」ですが、
これをギリシア語では「プロス」と言って、
これは向かい合った状態を表わしています。
御父と御子がともにあるというかかわりは、
この「向かい合う」関係です


本当に便利な世の中になりました。
作ってくださる方、提供してくださる方に
心から感謝致します✨🙏
💕