アレフベート♬7⃣【י】「ユッド」 そして・・・❣
【שָׁלוֹם】シャローム❣
今日はヘブル語から聖句をご紹介します。
【יְהִי אוֹר】「イェヒ・オール」〈光あれ〉
創世記1章3節
「神は「光あれ」と言われた。すると光があった」
この全文は…
【וַיּאמֶר אֱלֹהִים יְהִי אוֹר וַיְהִי־אוֹר】
(ヘブル語は右から読みます♬)
「ヴァ・ヨメル・エローヒーム・イェヒ・オール・
ヴァ・イェヒ ̄オール」
天地創造の箇所ですね。
この光「オール」は太陽の光とは違い、
『神の栄光』『シャカイナ・グローリー』の光でした。
まだ太陽の光ではないのです。
天体の光は、1章14節で造られました。
まず神は『神の栄光』を「ことば」で光り輝かせたのでした
〈ヨハネ1:1〉
そして、使徒パウロはⅡコリント4:6で、以下のように解釈して
記しています。
ここはギリシャ語で...
『ホティ ホ セオス ホ エイポーン エク スコトゥース
フォース ラムプセイ』
「「光が、やみの中から輝き出よ」と言われた神は、…」
パウロは創世記 1:3のみことばをそのままではなく、
解釈して語っています。
特に、「やみの中から光が輝き出よ」というのは、
神はすでにあった光を、やみの中から呼び出しているからです。
これは神がことばをもって命令したことによって、
そのときはじめて光が創造されたのではないことを示しています。
そして、3節の光は「秩序」であるということです。
何故なら、関わり性を持った神が
「混沌、やみ」=「無秩序」から
「かかわりの秩序」をまず創造されたことは、
『神の視点』からまことにふさわしいことであり、
御旨にかなったことです。
この光「オール」は、かかわりの命をもたらす
『愛の光=キリストの福音』
という、私たちに神とのかかわりを与える
「いのちの光」だといって間違いないでしょう。
神はこれを見て「キー・トーヴ」=「良しとされた」
と表現されました。
さらに、この【כִּ־טוֹב】「キー・トーヴ」は
「神の感動」を表す表現なのです。
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恐らく、ひとつひとつを検証し始めれば、
違う解釈や言葉の違いで異論があるかもしれません。
でも!神様は【כִּ־טוֹב】「キー・トーヴ」な世界を
創造されたのは事実です。
そして聖書によれば、その良しとされた世界に向かって
今の混沌とした世界は進められていくでしょう。
神のご計画を信じて、素晴らしい天と地に神と共に住まえるよう、
希望を持って信仰生活を送ろうではありませんか✨
アーメン、ハレルヤ!✨💕
この光「オール」についてはさらに深く学ぶ必要がありますが、
機会ができ、ブログに載せることができることを祈ります。
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さて、文字の学びに戻ります♬
【י】「ユッド」です。
このユッドもとても大切な意味が多くありますので、
ひとつひとつの意味をできるだけ覚えてくださいね。
句読点のように小さいですが、立派な文字なのです❣
では...
《数字》…10
《語源》…二の腕から指までの手【יָד】「ヤード」の形
《意味》…神の手➡力。
すべての文字に含まれる文字。
一点一画の「一点」
10は完成を表す。
もっとも小さい文字⇒謙遜
種(大木)、男性。
神の膨大なデータが一人の人の中に凝縮➡イェシュア
単語の右側につけると未来形、
左につけると神の所有を表す。
「十分の一献金」のルーツ➡全てが神の御手に
かかっているという信仰の表現。
1~10、「アレフ」から「ユッド」までが基本要素。
これ以降は1~10の組み合わせ。
「神の御手(ユッド)が解らないと先へは進めない。」
と言うメッセージが含まれています。
【י】「ユッド」は一番小さな文字ですが、
最も大きな意味があり、
神の御手をも表し、このユッドの意味をよく理解することを
神様は求めておられることがわかります。
ユッドについては他の文字よりもさらに理解が深まりますように。
祈っております。。。✨
だからといって、聖書の中でそのようなことが
分かるように書かれてはいません。
だからこそ小さな「ユッド」=謙遜な文字について、
私たち自身一人一人が
汲み取る必要があるのかもしれません。
パウロも『見えないものに目を注ぎます』
と言っておられますね。。。
Ⅱコリント4:18
「わたしたちは見えるものではなく、
見えないものに目を注ぎます。
見えるものは過ぎ去りますが、
見えないものは永遠に存続するからです。」
☜ユッド 遠い目・・・👀
そして今回は少し、
【־ְ】半母音「シェヴァ」について説明します。
これは母音が無いという記号で「無母音」の意味なのですが、
実際は「エ」や「ウ」に近い発音のために、
「半母音」《シェヴァ》と表しています。
基本的には最初の文字にシェヴァが付けば「エ」、
他の場所に付いたら「ウ」に近い発音になります。
※この発音はとても重要なことなので、特に覚えてください❣
例えば【בְּרֵאשִׁית】「べレシート」⇒〈はじめに〉
一文字目の「ベート」の下に縦二つの〈点・〉が付いていますね。
シェヴァが最初の文字についているので。。。「エ」と考えて、
更にこれにはダゲッシュが付いているので「ベ」{be}になります。
そして。【אַבְרָהָם】
「アヴラーハーム」⇒〈アブラハム〉
これは2文字目にシェヴァがあるので「ウ」と考えて、
「ヴ」になるということです。
以上《シェヴァ》「半母音」の説明でした
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さーらーにー!
👆の「ヴェート」の中にあった〈・〉はダゲッシュといいますが、
これも発音が変わる記号です。
ダゲッシュの付く対象文字は
〈付かない場合の発音例〉
【ב】「ヴェート」⇒【טוֹב】「トーヴ」〈良い〉
【כ】「ハフ」⇒【זָכָר】「ザーハール」〈男性〉
【פ】「フェー」⇒【תְּפִלָּה】「テフィッラー」〈祈り〉
です。これらの文字にダゲッシュ点が付くと、発音が変化します。
👇 👇 👇
【בּ】「ベート」⇒【בָּרָא】「バーラー」〈創造した〉
【כּ】「カフ」⇒【כֶּסֶף】「ケセフ」〈銀〉
【פּ】「ペー」⇒【פֶּתַח】「ペタフ」〈戸、門〉
ってなります。
上の3つと下の3つの発音表記をよく比較・確認してください。
そして【ש】の文字には右上か左上について、
発音が変わるのですが、「シン」or「スィン」
この場合にはダゲッシュと呼ばれていません。
働きとしては同じなのですが。。。。謎です…ww
さて、だんだんとごちゃごちゃしてきましたね💦💦
大丈夫でしょうか(;´Д`)
ここで挫折してしまうと勿体ないので、
なんとか《忍耐》してください❣❣
また、繰り返しお伝えしていきますので、
きっと覚えられると信じています❣❣☜[自分にも言ってる]
今回は「ユッド」がとても重要でしたのでひとつにしました。
次回、「ハフ」と「カフ」「カフソフィート」になる予定です✨